「福祉はめんどくさい」
って初回のタイトルだったんですが、私は面倒だとは思っていません(笑)
だから、ずっと、この業界で仕事をし続けているわけです。
福祉というのは
福祉(ふくし、英: Welfare)とは、「しあわせ」や「ゆたかさ」を意味する言葉であり、すべての市民に最低限の幸福と社会的援助を提供するという理念を指す。(Wikipedia)
この、最低限の幸福という概念が、めちゃくちゃ深い概念ですよね。
A「年収2000万でも幸せじゃない」
B「年収200万でも幸せです」
例えとして、年収であげさせて貰いました。
このように、個人での捉え方の幅が広い事を「深い概念」といいます。
今、私は障害児の社会的援助をする「放課後等デイサービス」というものを運営しています。
うちの放デイの利用者は9割が「発達障害」と呼ばれている子です。
私が子供の頃、それこそ30年くらい前には全くなかった概念ですよね。
私が子どもの頃も
授業中落ち着きがない子もいたし(注意欠如多動症)、
勉強がとっても苦手な子もいた(学習障害)、
ずっと教室の隅で一人で遊んでいる子もいた(自閉症スペクトラム)。
今、私が()で表している言葉も、年々変わりますしね(笑)
同級生達は元気で暮らしているのかな?
#深い概念の説明
#30年前の社会の価値観
#何故こういった時代になったのか
話は戻って「福祉はめんどくさい」にフォーカスを当てます
福祉というのはこういった「他人の幸せの価値観に無理やり入っていく」仕事なんですよね
究極のお節介です(笑)
「おめえには関係ねぇ!」
(こう言われちゃう事も多々ある)
でも、専門職と言われる私たちは「予測される最悪の未来」を客観的に想像出来ます
それこそが福祉専門職のスキルです
その未来を避けるために「きっかけ」をその人に常に与えていく
そして、
米粒ほどの、毛筋ほどの兆しが見えたときに
【どわぁー!!!】
と介入する
これ、めんどくさいでしょ?(笑)
すぐ結果が欲しい人には耐えらんないと思います
そんな、地道な地道な作業を繰り返しています
「他人は変えることが出来ない」
この大前提を分かった上で「支援」というものをやるのが「福祉」です
ただ、この大前提を理解できずに「福祉の仕事」をやっている方もいます
この世の原理原則から外れると、お互いに辛いです
どうやったら福祉で働いている人たちが
本気の笑顔で仕事ができるのか!?
これが私に課せられた使命だと感じています!!!
それでは本日も最後まで読んで下さって
ありがとうございました。
「笑顔は万能薬」
笑顔の講演家 山口裕輝 でした!
せ〜のっ!いいね〜☆
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